2011年10月9日日曜日

2011.10.9 スティーブ・ジョブス氏のスピーチ

SFに住んでいるとっても粋なお姐様のブログのエントリー(引き寄せの法則って本当よ ~ありがとうスティーブ)で書かれていて、
改めて故スティーブ・ジョブス氏のスタンフォード大学でのスピーチを見ました。

今まで断片的にしか見た事がなかったのですが、フルで見て
涙がこぼれました。


特に、『治らない』という言わば死の宣告を受けた後に確信をもって分かったこと
それを若き学生達に伝えた言葉がとても心に残りました。

誰も死にたくはありません。それでも死は皆の到達地点です。そうあるべきです。
なぜなら死は人生の唯一無地な発明品のようなものだからです。
古きを一掃し新しき道を創ります。
今、新しきは皆さんです。
でも遠くないいつか皆さんも次第に年をとり、消えていきます。
時間は限られているのです。
だから、他人の人生を生きて人生を無駄にしないでください。
ドグマに引っかかってはいけません。他人の考えに従って生きることだからです。
他人の意見という雑音で内なる声をかき消さないでください。
あなたのハートと直感に従う勇気を持ってください。
それらは不思議とあなたが本当はどうなりたいのか、既に知っています。他は全て二の次です。


ニュースなどでは
”Stay hungry, Stay foolish.”
この言葉が(日本では)しきりに表に出されていますが、その言葉の前にはこの言葉があるのですね。
彼はだたの経営者ではなく『ビジョンを持った創造主だったのだな』ということを感じさせてくれる
そんなスピーチでした。

そして、まこ姐さんが書いていた
私たちが生きている『今』には
最悪のことなどなく
そんな出来事さえも必然で起きた最高の出来事だと
遠い未来に理解するときが来ると思えるのです。

〜・・・

彼のスピーチを聞いて以来
『今』を生きるのが楽になり
『今』を生きることに真剣になりました。



という事に、本当に心から頷ける思いでした。


なんというか、
私も最近思っていた事でもあるのですが
叡智というものは絶対に存在していて、私達は皆それに守られていると思うのです。
そしてそれは後になって絶対的なものであると確信を持てるんじゃないかと。
いい事も悪い事も、必然。
でも人生って、絶対楽しいものであると思えるのです。

そんな存在を確かなものと思える今、自分の未来(ビジョン)を想像すると
やっぱりなんだか楽しくなってくるのです。


まこ姐のビジョンでもありますが、
私もいつか死んだ後に、

「面白かった。でもあっという間だった」

と笑って答えられるような、そんな人生を送りたいと切に思うのです。


そんな事を感じたスティーブ・ジョブス氏のスピーチでした。

<前編>

<後編>


あと、これ買わないかんな。うん。



1 件のコメント:

  1. そして近い将来、私の新しき創造物でもある最愛の息子にも
    このスピーチを見せてあげたいな。(SteveのBiography買わなきゃだな、こりゃ。)

    彼はいったいどんな道を歩んでいくんだろうと考えるのも、楽しみのひとつでもあるのです。うふふ。

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