2011年8月29日月曜日

2011.8.24(水) 緊急入院

ラドン中、突然の大出血で貧血を起こし、救急車で搬送されました。
11時ちょっと前からラドンの部屋(38度で湿度80)を10分ほど入り、その後1時間の温熱ケア。
お昼ごはんにそこの温熱の先生から酵素玄米をいただき(とても美味)つつ、
その最中あたりから出血。
そこからはひたすら横になってた感じで、4時ごろタクシーで横浜まで行っていた最中に意識を失い
同行してくれていた患者さんの判断で、ラドン施設に戻ってくれた。
戻った頃にはとても歩ける状態ではなく、救急車を呼ばれる。

救急車の中では血圧は70-40あたりをふらふら。体温も35度。
同行してくれていたラドン施設の先生が救急隊員に場所や状況の説明をしてくれていた。
かかりつけのがんセンターに運ばれ、ちょうど担当医がいたので止血にたっぷりのガーゼを詰められ、尿道に管入れられ、
そのまま入院。ちーん。

「温泉に行ってたの?無理しちゃだめだよー」と、柔らか〜にたしなめられる。

その後、ベッドで横になってるとさとさん到着。
担当医とはち合わせ、
温熱治療を内緒にしてたこと、ひとりで遠方に行かせてたこと、携帯がつながらなかったこと
で叱られたらしい(ゴメン)。

入院中も、医師やら看護婦さんやらにしきりと
「温泉行ってたの?どんなとこなの?」
とか聞かれてました。

結果的に温熱治療の事がばれたものの、まぁ良かったのかも。。。


次なる治療を進めるか否か、金曜まで猶予期間をもらってたけど
タイミングよく(?)入院したので翌日の木曜に3者で面談。
抗がん剤や放射線の治療には抵抗があったものの、今度の騒ぎでふんぎりがつきました。
これも身体からのメッセージであろうと、前向きに進むことにしました。
来週の金曜にまた血液の検査で外来するので、その時に紹介状(放射線の機械の交換で別の病院で治療)をもらう事になりました。

やるからには前向きに、今回は効くイメージをがっつり持って、挑むつもりです。
覚悟はできた。


金曜に出血状態が落ち着いたのを確認後、退院。
土曜はひたすらゆっくり過ごさせてもらい
日曜はみんなで二子玉の高島屋へ。(土日はちびさんもお休み)
何でもない一日が楽しかったー。



昨日は途中、本屋さんでがんが自然と消えていく10の習慣という本を見つけて買いました。

ちほたんからTHE SECRETというDVDをもらっていて、それがかなりサイモントン療法と近かったので、最近自分の思考を変えられるように意識しているのですが、
この本もやはり同じような事が書いてあり、響くものを感じたのです。

で、まで全部読み切れていないのですが、見出しで
「闘病日記はつけない!」って書いてあるるるる。
このブログの危機でございますw

主に遠方の友達向けのお知らせが目的なんだけど、困ったなぁw

ってことで、これから先はお知らせ目的にしても、楽しかったことなどを中心に書いて行こうと思います。
悲しいことやつらい事は、書かないよ。
病気の事ばかり考えてちゃ駄目、毎日を楽しむのが一番の治療ということなので
ここ最近は考え込んで沈んで精神的にナーバスになってた(出血もこのへんのストレスも主な原因なはず)ので、
ここらでスタートラインに戻って、病気の事なんて忘れるほどに楽しく過ごしてやろうじゃないかと思う。

『何事もプラスに考える』ことも重要だそう。
まだ治療を初めて半年も経たない。これまでの治療で少なくとも転移先の癌が治まってるんだから
そう、一歩前進してんだよね!
頑張りすぎず、ストレスをためず、またちょっと前に進んでいこう!

2011年8月20日土曜日

2011.8.19(金) 外来&検査結果

先日撮ったCTとMRIの結果をもとに、内診。

結果としては、手術はできないというものでした。
肝臓に転移していた播腫とおへそ左横のリンパの腫瘍は大きなものを残し(縮小してる)小さいものは無くなっていたのは3回目の検査と同様。
でも今回は肝心の原発部分がまた大きくなってる。
先週金曜のマーカー上昇の結果が如実に現れてる感じです。
土曜からラドン集中治療を受けていますが、さすがにそっちの効果はまだ望めないし。

がんセンターの先生からは、腫瘍部分が子宮からはみ出てて摘出が困難な事から
『抗がん剤(イソプラチン)併用の放射線治療』
をすすめられました。
がんセンターの機械が新型に換わる準備中だとかで、紹介先での治療になるそうで1~2ヶ月の入院だそう。
計6回の抗がん剤を終えた後で、弱ってる身体には負担も大きく、つらいものになるであろうとのこと(そりゃそうだよダブルだし)。

しかし、正直抗がん剤や放射線治療はもうしたくないのです。
今回6回の抗がん剤治療をやり終えて、国分寺S先生の指導のもとにサプリやラドンや食事療法や冬虫夏草エキス、みんなからも薬草やらいろいろ頂いて(バッティングの関係でまだ試せてないものも残ってますが、切り替えて使っていきます。)見た目的には
「ほんとに癌患者?」ってくらいの生活を保ててます。
ありがたいことに今のところやれることをほぼ全て試させてもらって、途中抗がん剤が効いてる時はいい結果に喜んだ。
でもやはり、抗がん剤の効果がなくなれば元通り。
元通りどころか身体には大ダメージ。
(いや、肝臓の転移とか全身では小さくなってたり無くなってるので好転してるんだけど)

「このまま消えてくれーーーーー」という淡い期待を持ってたけど、小細胞癌やはり手強いです。
そして、これが現実。

ラドンの先生は
「また別の抗がん剤すすめられて、効かなくなったら次は新薬で治験にまわされて、そのころには自己免疫もボロボロになってまっしぐらだよ。それでも抗がん剤続けるの?」
ってちょっと前から言われてた。覚せい剤のコピーか。。。
抗がん剤が効かなくなったという現実が分かった今、その言葉が身にしみる。
出来る事なら、抗がん剤に見切りをつけて、これ以上癌細胞が暴れないように代替治療に望みをかけて、なんとか手術まで持っていきたい。
なにしろ原発層の勢いが凄いので、どこまで押さえ込めるか…というのが問題だけども。

とりあえず、セカンドオピニオンというかたちで画像データと経緯をもらったので、国分寺S先生にも相談してみます。

※余談ですが、がんセンターの先生は自分達がパイオニアだという自負が強いのでセカンドオピニオンを嫌うようです。
今回「親戚に医者がいて画像見たいというのでコピーください」と言ってお願いしたけど、それでもなんか色々聞かれるし言われるし、ちょっと嫌な感じ。
なんで患者が気を使わないといけないのかと思う。


いづれにしても、今のままと同じでは駄目。
しばらくはこのままラドンも増やすし、なにか他にもあれば試したい。
そしてもっとストイックに生活改善と食事療法を、やる。
あと、とにかく「効いている」というイメージトレーニングをもっと確実にやりたいのです。(たぶんこれが一番難しい。考え方を変えないといけないので。)実は、常に思考の中に『死』があるような気がします。しょうがないのかもしれないけど、どうしても気持ちが 沈んでしまいがち。『死』を見つめながらも、それがもっともっと先のことであるように、もっと前向きなイメージをしっかり持ちたいのです。

前に書いた『抗がん剤をしないという選択』。
こんなにも早く自分の身にくるとは。
たしかに、ボロボロになってしまってからでは、遅い。

どこに希望を見いだすのか、代替治療でなんとか今の勢いを食い止めることができれば。
なんとか手術まで持っていきたいと思っているのですが。

ただただ、模索中です。



2011.8.12(金) 6回目投与後1回目外来&CT

治療が始まってから一喜一憂してますが、この日は憂の日。
血液検査(入院日8/2のもの)の腫瘍マーカーが再び上昇。
NSEという種類のマーカー、治療前17だったものが3回目投与後5.6と正常値になってたけど、再び17に。
CTとMRIと内診と、全て見なければわからないものの、すでに抗体が出来ているようなので後半の投与の効果はあまり期待できないのかな…と、どんより。

今後の方向としては
「局所的に残ってるようなら放射線治療も」とも言われました。

正直、抗がん剤も放射線治療もどっちもやりたくない。
なんとか手術に持っていけるように祈るばかり。

CTの検査まで待ってる間、ラドンの施設にTELして予約でいっぱいの温熱治療を当日に入れてもらった。
運良くY先生がいたので「マーカー上がってたー。」と伝えたら
「そりゃそうだよ。抗がん剤の効き目もうそろそろ切れてるんだから。我々はそんなのとっくに折り込み済みです。慌てんな。」と一蹴。
(もともと薬剤師だったY先生は、抗がん剤や手術もするな派です。)
「脅す訳じゃないけど、これからマーカーはバンバン上がるぜ。身体に熱入れてラドンいっぱい吸って、とにかく免疫力アップしないとな。めぐみちゃん(なぜかそう言われてる)はこれまでもやってるから土台がなくなってないから大丈夫。頑張りましょう!」とも。

とりあえず10日間、午前中1回午後1回の温熱治療挟んでラドンルームで横になるという、一日がかりの集中治療受けます。
やれることやるしかない。

2011年8月9日火曜日

Memo: [レシピ]新玉ねぎ豆腐ハンバーグ

マクロビダイエット新玉ねぎ豆腐ハンバーグ
[CookpadレシピID :1469288]

☆新玉ねぎの旨味たっぷりなハンバーグです♪

材料 ( 四人分 )
・豆腐 150g
・玉ねぎ 200g(1個)
・塩 小1/2
・白ゴマペースト 小1/2
・豆乳 適量
・カレー粉 小1/8
・醤油 適量
・パン粉 1/2カップ
・オリーブ油 適量
・ケチャップ 、ソース 各大1
・豆腐マヨネーズ 適量

1)豆腐を水切りする。
2)玉ねぎをみじん切りにし、オリーブ油でしっかり炒める。
3)玉ねぎに塩と醤油、白ゴマペーストを加えよく混ぜ火を止める。
4)豆腐をボウルに入れフォークで潰す。
5)豆腐に玉ねぎとパン粉をカレー粉を加え、豆乳を適量足しながらこね、四つに丸め分ける。
6)フライパンにオリーブ油をしき、豆腐ハンバーグを両面を焦んがり焼く。
7)ソースとケチャップを混ぜ、ハンバーグにかける。


コツ・ポイント
☆豆腐はしっかり水切りしましょう。玉ねぎも甘味を出す為によく炒て下さいね。

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お肉が入ってないのにかなり美味しい!プロの味です。

しいたけのみじん切りもプラスしてみた。いけます。
玉ねぎのみじん切りは細かい方が形が整います。
あと、つなぎに卵を入れてもいいです。

Memo: [レシピ]トマトちゃんこ

基本、マクロビ生活やってます。
たぶん一生のお付き合いになるので気に入ったもののレシピをメモメモ。

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「貴乃花部屋特製 トマトちゃんこ レシピ」 (4-6人分)

<材料>
キャベツ(1/4個)ざく切り
長ネギ(1/4本)ざく切り
ニラ(1/2束)
モヤシ(1袋)
シイタケ(8個)
シメジ(2パック)
エノキ(2パック)
マイタケ(2パック)
エリンギ(2パック)
豚バラ薄切り(200g)
鶏もも肉(250g)
ボイルホタテ(6-8個)
エビ(6-8個)
イカ(160g)
タコ足(2本)、アサリ(6-8個)
*具材はお好みで

<トマトスープ>
(1)
ホールトマト(350-400g)手でつぶしておく
オリーブ油(大さじ2)
赤唐辛子(1本)小口切り
ニンニク(2片分)みじん切り
タマネギ(1玉分)みじん切り
固形コンソメ(2個)
バター(20g)
(2)
昆布カツオだし(1.5-2リットル)
酒(1/2カップ)
みりん(1/2カップ)
塩(小さじ1-1.5)

<作り方>
1、フライパンにオリーブ油を入れ
  ニンニクのみじん切りと赤唐辛子を軽く炒める。
  タマネギを加え飴色になるまでよく炒め
  つぶしたホールトマト入れ炒め火が通ったら
  コンソメ・バターを加え軽く煮詰める。

2、(1)に(2)を加え鍋用スープにする。


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コンソメとバターはNGなので、その分塩を多めにしょうゆを少し足しました。
当日はニラがなかったので抜きにしたこともあり、かなりあっさり味。
翌日にはニラを足して、ごはんと溶き卵でおじやにしたらかなり美味しかったです。

2011年8月6日土曜日

2011.8.4 ラスト抗がん剤終了、退院

一週間近く経ってしまいますが、4日にラストの抗がん剤投与の入院を無事終え、退院してきました。


今回は同室に呼吸器系(肺がん)のおばさまがふたり。
ひとりは新薬を投与後らしく、咳き込んだり夜中に吐いたり、ひどく苦しそうでした。
私も今回は病院食がほとんど食べれず(なんか味が濃かった)、フルーツ食に替えてもらったり持ち込みのバナナやらカロリーメイトやらでやり過ごしました。
苦しそうにしてたおばさまも、お見舞いやら持参したフルーツを毎食食べてました。
そしてそのおばさまの旦那さんが毎日やってくるんですが、とてもにこやかでいつも冗談たっぷりで奥さんを笑顔にしていて
「まったく、いつ来てもどっかほっつき歩いて。」とか憎まれ口を叩くのですがそこにもにっこり(がんばってる)笑顔。
「ああ、このおばさまは愛されてるんだなぁ」と、見ているこちらも暖かくなれました。

話をすれば、肺にいっぱいは種(散らばってる)があるとのこと。
私も肝臓に散ってるパターンなので一緒なのですが、呼吸器系はやはり苦しそう。
「望みを捨てずにがんばらなくっちゃね。」と言っていた姿が
本当に自分に言い聞かせているようで、みんな同じように苦しみを抱えながら乗り越えようとしているんだと感じました。
「がんばりましょう。お互いに。」


癌自体はただの異系細胞。痛みを伴うのはそれが増殖しすぎて器官の機能を阻害するから。
増えなきゃいいんです。
って、そのためには自己免疫が癌細胞に勝てなくてはいけなくて、そこがなかなか難しい。

計6回の抗がん剤をやり終えた今、できる事は
ラドンと食事療法で免疫力を強化すること
ビタミンDを摂取すること
あと、とにかくイメージコントロール。

ラドンの患者さんに『サイモントン療法』というものを教えてもらって、図書館で借りて読んで(CDはiTunes)ます。
サイモントン療法は、アメリカの心理社会腫瘍学の権威カール・サイモントン博士が開発したがん患者とそれを支える人々のための癒しのプログラムです。私たちの心や感情が身体に及ぼす影響は、近年、科学的に解明されています。本書では、治療の毎日の中で生み出されるストレスを効果的に解消する「ビリーフワーク」や「イメージ療法」など、さまざまなアプローチでがんを治癒へと導くサイモントン療法の実践的方法をくわしく解説します。


OFFの日などは、これを聞きながらひたすらラドン吸入。
がんばれ。がんばる。

2011年8月1日月曜日

2011.8.1(月)5回目抗がん剤後、2回目外来

もう8月かぁ・・・早っ!!!な今日、
明日の入院が可能か否か、血液検査の外来に行ってきました。
心配されていた血小板はわずかながらも上昇していたので、予定通り明日6回目ラストの抗がん剤入院に入ります。

この抗がん剤が打てるのはこれで最後。
退院後12日と17日にはCTとMRIで成果を見ます。
それで手術に踏み込めるかどうかを判断。

なんとか手術まで持っていけるように、
一歩前進できるように、
とにかく、抗がん剤が効いているイメージをひときわ強くもって
挑んできます。
みなさん、祈っててください。


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今日は先週に引き続き、ちひろさんが晩ご飯のおかずを持ってきてくれた。
(あおいくんがすごい勢いで生姜焼き食べてた!美味しかったらし。)
そして子供たちを一斉にお風呂に入れてくれた。
なんという出張おかあさん!!
いつもいつも、ありがとうね。