2011年8月6日土曜日

2011.8.4 ラスト抗がん剤終了、退院

一週間近く経ってしまいますが、4日にラストの抗がん剤投与の入院を無事終え、退院してきました。


今回は同室に呼吸器系(肺がん)のおばさまがふたり。
ひとりは新薬を投与後らしく、咳き込んだり夜中に吐いたり、ひどく苦しそうでした。
私も今回は病院食がほとんど食べれず(なんか味が濃かった)、フルーツ食に替えてもらったり持ち込みのバナナやらカロリーメイトやらでやり過ごしました。
苦しそうにしてたおばさまも、お見舞いやら持参したフルーツを毎食食べてました。
そしてそのおばさまの旦那さんが毎日やってくるんですが、とてもにこやかでいつも冗談たっぷりで奥さんを笑顔にしていて
「まったく、いつ来てもどっかほっつき歩いて。」とか憎まれ口を叩くのですがそこにもにっこり(がんばってる)笑顔。
「ああ、このおばさまは愛されてるんだなぁ」と、見ているこちらも暖かくなれました。

話をすれば、肺にいっぱいは種(散らばってる)があるとのこと。
私も肝臓に散ってるパターンなので一緒なのですが、呼吸器系はやはり苦しそう。
「望みを捨てずにがんばらなくっちゃね。」と言っていた姿が
本当に自分に言い聞かせているようで、みんな同じように苦しみを抱えながら乗り越えようとしているんだと感じました。
「がんばりましょう。お互いに。」


癌自体はただの異系細胞。痛みを伴うのはそれが増殖しすぎて器官の機能を阻害するから。
増えなきゃいいんです。
って、そのためには自己免疫が癌細胞に勝てなくてはいけなくて、そこがなかなか難しい。

計6回の抗がん剤をやり終えた今、できる事は
ラドンと食事療法で免疫力を強化すること
ビタミンDを摂取すること
あと、とにかくイメージコントロール。

ラドンの患者さんに『サイモントン療法』というものを教えてもらって、図書館で借りて読んで(CDはiTunes)ます。
サイモントン療法は、アメリカの心理社会腫瘍学の権威カール・サイモントン博士が開発したがん患者とそれを支える人々のための癒しのプログラムです。私たちの心や感情が身体に及ぼす影響は、近年、科学的に解明されています。本書では、治療の毎日の中で生み出されるストレスを効果的に解消する「ビリーフワーク」や「イメージ療法」など、さまざまなアプローチでがんを治癒へと導くサイモントン療法の実践的方法をくわしく解説します。


OFFの日などは、これを聞きながらひたすらラドン吸入。
がんばれ。がんばる。

4 件のコメント:

  1. お疲れ様でした。
    悪い細胞が退治されて、
    手術に進めるよう祈ってます!

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  2. よくがんばった!
    日々楽しく暮らしてね。
    って、改めて言わなくても楽しそうだけど(笑)

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  3. ■まどちん
    とにかく6回まで終わったよ。
    もう抗がん剤したくないなぁ。。。

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  4. ■Takaさん
    ありがとう!
    日々楽しく、これほんとに大事よね。
    楽しい気分になれない事も多いけど、毎日を大切に過ごしていきたいと思ってます。

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